浦賀

2004.4.16.  pm11:50  32×20cm

セヌリエ紙 荒目  鉛筆  透明水彩


休暇を利用して、三浦半島のスケッチ旅行に出かける。

一日目の午前中、10時ごろに浦賀に着く。スケッチの

ポイントを探して、浦賀病院の前の堤防から描くことに

する。あまり風も強くなく、とても気持ちの良い天気で

対岸の景色もよく見え、楽しく色をつけることができた。

今回のスケッチ旅行を思い立ったのは、3月の末に

津和野の「安野光雅美術館」で手に入れたスケッチ集

『街道をゆく』がきっかけである。そこに出てくる三浦

半島記の場所を訪ね、同じ風景をスケッチしてみたい

という思いからだ。安野さんの見た風景が、自分には

どんなふうに見えるか。絵を描くことで確かめたかった。