水彩関係・おすすめ書籍

『アルウィンのスケッチ入門』 エム・ピー・シー2001年  イギリスの画家アルウィン・クローショーによるスケッチ入門書。
                                      特に鉛筆によるスケッチでの手の運び、ペンとインクによる
                                      スケッチの詳細については、後述のビデオが役立つ

『アルウィンの30分間画法』 岩崎芸術社 1998年    対象の細部をいじくるだけで、「画面を全体的に大きくつかむこと」
 ●30分間で風景画を上手に描くコツ●           が苦手な方の問題を解決する最も有効な方法として著者が紹介
                                      するのが、この30分間画法です。絵を描きやすくするためではなく
                                      対象を観察した上で、紙の上にその対象を再び想像する方法として
                                      「見たものを単純化して」描く方法を解き明かしています。
『アルウィンの楽しい水彩教室』 岩崎芸術社1997年   基礎から高度な内容まで、32のステップに分けて説明。水彩画を
 ●一歩一歩上達への道●                     始めた方ならだれでもやりそうな失敗の具体例と、そうならない方法
                                      がたくさん載っています。奥さんのジュンさんと一緒にやつた水彩画
                                      教室の実際も読み物として楽しめます。

 

              

                


            アルウィンの楽しい水彩教室   
    アルウィンの30分間画法
              ―一歩一歩上達への道         ―30分間で風景画を上手に描くコツ

                       



『アルウィンの楽しい水彩画』
NHKソフトウェア        ビデオによる水彩画のレッスン。基本3原色を中心にして製作
                                       の過程を詳述している。入門編、基礎編、応用編の全10巻。
                                      著作よりもかなり分かりやすく、役に立つ内容。

            アルウィンの楽しい水彩画         「百聞は一見にしかず」とは、まさに、この事というべき内容です。
                                      アルウィンの手元がビデオで見られ、技法の内容がよく分かります。
               


 アルウィン・クローショーについては、彼のホームページhttp://come.to/crawshawartを参照。

『エンピツ画のすすめ』 朝日新聞社 昭和62年     エンピツ一本、紙一枚あれば絵は描ける。絵を描く原点に触れ
                                     て、絵を描く人のために心得を説く。お気に入りの一冊。
『日曜画家の鉛筆画入門』 実業之日本社 昭和54年 「エンピツ画のすすめ」の元になった本。ここに掲載されている
                                     挿絵もとても味わいのあるものばかりです。
『さし絵の余白に』 文化出版局 昭和58年        著者の二冊目の随筆集。巻末の「葡萄酒舌鼓」の項は、葡萄酒
                                     好きには必見です。
『旅のスケッチ』 富士見書房 平成4年          著者の画文集。スケッチを眺めつつ、文章を楽しむ一冊。
『旅のスケッチ帳』角川書店  平成7年          上の画文集の続編?

 美人画、風景画とともに、線画やスケッチに魅力を感じます。この人の描く女性には、気品があります。

安野光雅
『アルウィンの風景画入門』
『アルウィンの水彩画入門』
『アルウィンのスケッチ入門』
安野光雅

水彩スケッチや水彩画を描いて来て、今まで出会った画家の書籍を紹介します。
そこから、これを学んだと、はっきり形にならずとも、どんな方々に学ぼうとしてきたのか
それを紹介するのも何かの参考になるのではないかと思うからです。

その中に、まだ手にしたことのない書籍があれば、それが、私の「おすすめ本」です。
機会があれば、ぜひ、一度ご覧になってください。

安野光雅
『スケッチ・淡彩上達コース』アトリエ出版社1985年    一週間マスター法として、ダーマトグラフによるスケッチ淡彩の
                                      方法を詳述。
『スケッチ・淡彩のすすめ』日本信用調査出版部      対象のとらえ方、彩色の意味、構図と構成、明暗の表現等詳述。
                   平成2年
『たのしいスケッチ・淡彩』日本信用調査出版部      人間の習性、陰の描き方、影のいろいろ、日本再発見など詳述
                   平成3年
『スケッチ・淡彩上達のひけつ』日本信用調査出版部   図から絵への変貌、線の不思議、彩色のテクニツク等詳述。
                      平成6年
スケッチ・淡彩画集北イタリアの旅から』平成5年    この画集から、作品の模写をしました。
スケッチ・淡彩画集ドイツ・ロマンティック街道』平成5年 

網干啓四郎さんの本については、古書サイト、アマゾン、神田古書店から買い求めたものが多い。
安野光雅
安野光雅

今から始める山のスケッチ』山と渓谷社 2005年    フェルトペンで描く山肌の微妙な表現が魅力的です。山を描く旅
                                     と題した画文集と、ハウツースケッチの構成になっている。

山里寿男さんは、日本をはじめ世界各地の山岳や風物を取材して作品を発表している方です。

安野光雅

『安曇野スケッチ散歩』 郷土出版社 1998年     安曇野在住の画家によるスケッチ画文集。スケッチポイント解説。
『安曇野の四季』 郷土出版社 2002年          安曇野の四季の風景を集めた画文集。
『ふるさとギャラリー安曇野』郷土出版社 2005年   絵とエツセイによる、すばらしき松本平のいまを描いた作品集。

不透明水彩描法による作品も数多くありますが、私は、征矢野さんの透明淡彩画が好きです。

安野光雅
『キミ子方式宇宙のものみんな描いちゃおう』
『教室のさびしい貴族たち』
『絵のかけない子は私の教師』
安野光雅
『旅の走り描き』 現代美術社 1980年           中南米・欧州・中国・朝鮮・日本の人々の生活や風景を描く。
『佐藤忠良のクロッキー入門』 求龍堂         古書でも入手できず、近くの図書館でコピーしたもの。
『佐藤忠良のスケッチブック』 北海道立釧路芸術館 編    「土の手をやすめてー佐藤忠良のスケッチブック」展として開催
                      2004年           された時の素描作品集。
『ねがいは「普通」』  文化出版局  2002年         佐藤忠良/安野光雅の対談・対話を収めたもの。
     
 佐藤忠良さんは、彫刻家として著名な方ですが、この人のスケッチも心動かされます。
安野光雅

『ヨーロッパ・絵はがき風味』 岩崎書店 2001年     模写の手本として愛用している。ヨーロッパを旅する夢を膨ら
                                      ませてくれた一冊。
『ヨーロッパの街から村へ』TU 朝日新聞社1999年   ここからも作品を模写。
『津和野』  岩崎書店1997年                   津和野にある安野さんの美術館を訪ねた折に手に入れる。
『旅のスケッチ/イギリスT』 文藝春秋 1983年      古書サイトから手に入れる。
『台湾小景』 朝日新聞社 1995年               司馬遼太郎『台湾紀行』の装画として現地に取材したときの
                                      スケッチを集めたもの。
『街道をゆく』朝日新聞社 2002年               司馬遼太郎『街道をゆく』の取材で描いたスケッチ集。
『ニューヨークの落ち葉』 朝日新聞社 1996年      司馬遼太郎『街道をゆく』のスケッチ集。
『歌の風景』 講談社 2001年                  1995年より7年間、日本航空の機内誌に連載されたもの。
『安曇野』 文藝春秋 1987年                  古書サイトで入手。
『画家たちの旅』 NHK出版 1997年             「 スケッチ旅行と私の場合」と題して書かれています。
『風景画を描く』 日本放送出版協会 平成7年       NHK趣味百科のテキストとして使われたもの。
『絵とイマジネーション』 日本放送出版協会 2004年  NHK人間講座のテキストとして使われたもの。

 安野さんの画集や書籍等は、膨大なものがあります。大きな図書館などの蔵書を利用するのも一つの方法です。

安野光雅

『淡彩で描く街角スケッチ』日貿出版社 2006年      風景を描いてみたいが、どうも苦手という人に、透視図法を使った
                                      デッサンの仕方を解説。品の良い線と色彩の素晴らしい淡彩画。
『20分間人物スケッチ勉強法』日貿出版社 2005年   身近な人を20分という短い時間で集中して描くのが特徴。短い
                                      時間だからこそ自然と線に勢いが生まれる。人物をかくのが楽しく
                                      なる一冊。
服部久美子さんの正確なデッサンは、見ていて気持ちよい絵です。白く塗り残した部分がとても効果的でお洒落な絵。

『いきいき水彩画6』
『20分間
人物スケッチ勉強法』
『淡彩で描く街角スケッチ』

『風景への誘いヨーロッパ描き歩き            和紙にフェルトペンで描いた線と淡彩とが織り成す重厚な作品の
                     日貿出版社 1992年   数々が楽しめます。

きた・としたかさんの本は、神田の古書店で見つけました。人物クロッキーにも定評のある著者の三部作の一つ。

『東京文学スケッチ散歩』
『今から始める山のスケッチ』
『安曇野の四季』
『絵のかけない子は私の教師』 仮説社 1985年   三原色による絵の描き方「キミ子方式」の提唱者、松本キミ子さん
                                     の実践に基づいた著作。「楽しい絵の授業」のための原則、他。
『教室のさびしい貴族たち』 仮説社            みんなからバカにされ続けてきた少年少女が自分の価値に目覚め
                                     たとき世の常識は色を失う。美術教育の枠を超えた人間ドキュメント
『宇宙のものみんな描いちゃおう』 太郎次郎社    植物・動物・人工物の描き方を中心にしたキミ子方式の解説書。
『キミ子方式魅力事典』 ほるぷ 1988年         「水彩画の描き方」から「部分から全体へ」への発想法の転換

 松本キミ子さんの著作や活動の詳細については、「キミ子方式公認ホームページ」 
                                    http://www.kimiko-method.com/index.html を参照。
安野光雅
『ちひろの絵のひみつ』
『ちひろの世界』
『素描の世界』 岩崎書店 1976年             人物を中心とした、いわさきちひろの作品集。
『ソビエトの旅・日本の旅』岩崎書店 1976年      スケッチに彩色(淡彩)した作品集。
『ヨーロッパの旅・ハワイの旅』
岩崎書店 1977年  スケッチに彩色(淡彩)した作品集。
『ちひろの世界』 
講談社 2001年             ちひろの生涯をまとめた一冊。松本猛・由理子共著。
『ちひろの絵のひみつ』 講談社 2006年       ちひろの絵画技法に焦点をあてた初めての本。   

 
こどものスケッチの中で特に瞳の表現に特徴があるように思う。旅のスケッチも個性的な作品が多い。
    安曇野の「ちひろ美術館」がすばらしい。

       
『ねがいは「普通」』

『ヨーロッパの街から村へ』

『ヨーロッパ・絵はがき風味』
『歌の風景』CD付き

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