外国の見知らぬ町で困るのは、用を足すのに不自由なことだ。
モンテフリオ(
Montefurio)の町はずれにあるホテルに泊まった
ものの、ホテルから町の中心まで歩いて15分ほどかかる。
急に用を足したいと思っても、ホテルの部屋へ戻るには、20分
以上はかかる。近くに店があれば、飲み物を頼んで借りること
もできるが、スペインの地では、シエスタ(午睡、午後の休憩)
というのがある。
バールのような店でも大きなレストランでも、余程のことない限り、
昼下がりの2〜3時間は、みな閉めてしまう。郷に入れば、郷に
従えとは云うものの、その土地の習慣をつい忘れてしまう。
この時は、一番高いところにある教会付属?のレストランのトイ
レが開いていたので助かった。



昼下がりの路地

  22.Apr.2012.-07.Jul.2012.
  レタリングペン2.0   F6
透明水彩  モロー水彩紙・細目