小金井市の連雀通りからハケの道にかけては、立川段丘の
崖線が続いている。薬師通りとの間には、幾つか、坂道になっ
ているところがあり、その一つ「質屋坂」を描いてみた。
坂の途中にある古びた民家の門口から描いたみた。夏の日差
しが背の高い木にさえぎられて、日陰になっている。
其処に入って描いていると、自転車を押していく初老の男や、
立ち乗りでいく若者、買い物帰りの老婆など、いろいろな人が
行き交っている。
古道が通っていた場所で、今でも昔日の面影を残しているよう
に思う。









  17.aug.2009.  G4  
ミューズ ランドスケープ
 ペン  透明水彩

昼下がりの「質屋坂」