アルシュのブロックタイプの水彩紙を買い置きしてあったのが、
目に入り、急に何か描きたくなった。春先に庭で咲いていた
チューリップを描いてみた。
家内がここ何年か球根から育てているが、春先に庭をぱっと
明るくしてくれる。
花に限らないことだが、自然の中で育つ植物は、実に見事に
無駄が無く、そのものでなくてはならない形と色を楽しませて
くれる。
実は、庭先には、「柏葉紫陽花」が狐の尻尾のようなふさふさ
とした花塊を広げているのだが、前から描こうとしてまだ実現
していない。
柏葉紫陽花には背を向けて、まとまりのいいチューリップを選
んだわけだ。えり好みしないで、何でも描ける技術を身につけ
ないと・・・?!
24.June 2010 F6
アルシュ水彩紙 300g ラフ
レタリングペン 透明水彩
季節を遡って