アーモンド畑の続く道

昨年の暮れから正月にかけて、スペインへ行ってきました。
7日目は、バレンシアの町を出て、タラゴーナに向けてひた走ること3時間。
バレンシアの町を出発して郊外に出ると、其処は、一面のアーモンドの畑がどこまでも
続いていました。低く背丈を抑えて育てているのか、人に背よりもわずかに高いぐらい
の木々が立ち並び、薄紅色の枝を伸ばしていました。
花の咲くころの風景を想像しながら、遠い山並みに続くアーモンドの畑を車窓から描い
たものです。
ゴッホの有名な作品『アーモンドの咲く頃』?の中では、確か白い花だったように思い
ます。梅の古木に似た樹形をしていて、何か日本の風景を思わせるところがありました。



2008.12.31.  SM  ダーマトグラフ  透明水彩